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榎並っ子 79号 |
平成18年4月14日
楽しい・明るい・たくましい学校に
保護者のみなさま、お子さまの入学・進級、誠におめでとうございます。7日には、93名の新1年生が入学してまいりました。
いまいよ平成18年度のスタートです。始業式の朝、子どもたちは元気に学校にきました。新班長が、下学年の子たちをしっかりまとめ集団登校することができました。「おはようございます。」のあいさつの声に、新しい学年への希望や意気込みが感じられうれしく思いました。
始業式では、新しく着任された教職員の紹介の後、本年度は、次のようなめあてに向かって、一人一人がよく考え、みんなと協力し合ってがんばるよう話をしました。
1.「楽しい学校」にするために |
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@元気な声で、気持ちのよいあいさつをする。 A友だちと仲良く助け合い、協力し合う。 |
2.「明るい学校」にするために |
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@学校をよごさないで、きれいにする。
A学校の物や自分の物を大切にするとともに、整理、整頓をする。 |
3.「たくましい学校」にするために |
・・ |
@体をきたえる。
A難しいことでもあきらめないで、ねばり強く がんばる。 |
どの子も真剣に話を聞いていました。子どもたちは、この一年間、日々の学習の中で、3つのめあてをしっかり守り、自分たちの学校を自分たちの力で、さらによくしてくれることと期待しています。ご家庭におきましても、お子さまとの日々の対話を大切にし、お子さまのがんばりを見逃さず、成長をあたたかく見守っていただきたいと思います。
本年度も、保護者のみなさまには、本校の教育推進に、ご理解ご支援くださいますようよろしくお願い申しあげます。
[総合的な学習の時間] −「生きる力」を育てる−
現在、子どもたちの学力の低下に関わり、「総合的な学習の時間」のあり方が話題となっています。しかし、「総合的な学習の時間」については、今回の学習指導要領改訂の特色の一つとして設けられ、文部省(現文部科学省)編集の「教育改革Q&A」には、次のように述べられています。
「『総合的な学習の時間』は、各学絞が創意工夫して学校ごとに教える内容を決めて行う投業です。
この時間は
● 地域や学校、子どもたちの実態に応じ、学校が創意工夫を生かして特色ある教育活動を行うことができる時間
● 国際理解、情報、環境、福祉、健康など(決してこれらに限られるわけではありませんが)従来の教科をまたがるような課題に関する学習を行うことができる時間
として新しく設けられるもので、子どもたちが各教科等の学習で得た個々の知識を結び付け総合的に働かせることができるようにすることを目指しています。
ここでは、知識を教え込む授業ではなく、
● 自ら課題を見付け、自ら学び、自ら考える力を育成すること
● 情報の集め方、調べ方、まとめ方などの学び方や調べ方を身に付けること
をねらいとした授業が展開されます。
具体的な学習活動としては、自然体験やボランティア活動などの社会体験、観察・実験、見学や調査、発表や討論、ものづくりや生産活動など、体験的な学習や問題解決的な学習が積極的に取り入れられます。
また、ある課題に対して興味・関心別にグループを編成したり、異年齢の子どもたちが一緒に活動したり、さらには個人研究を行ったりするなど多様な形での学習が行われます。さらに、保護者をはじめ地域の専門家や留学生など学校の先生以外の人たちの協力を得たり、地域の図書館や博物館、企業や工場、川や山などの施設や自然を積極的に生かした学習も行われます。」
本校では、「総合的な学習の時間」を「チャレンジタイム」と呼び、人とのふれあい、自然とのふれあい、地域・社会とのふれあいの3つの視点を大切にして学習を行っています。お子さまから学習内容をお聞きください。
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