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榎並っ子 65号 |
平成17年11月25日
親子のふれあいを深める
19日の土曜日、学習参観とふれあい集会がおこなわれました。少し寒い日でしたが天気もよく、たくさんの保護者のみなさまが、子供たちの学習の様子を参観してくださいました。1年から6年までの各学級、体育館、特別教室などでは、今までの学習の成果を生かし一生懸命学んでいる姿に、お子さまの成長を感じていただけたことと思います。
そうした子どもたちの学習ぶりを温かく見守り参観していただいている保護者の姿が印象的でした。
学習参観後、PTA主催のふれあい集会が行われました。この行事は、昨年度好評だったので、本年度も実施することになり、各学年では、次のようなテーマの下、ふれあい集会が行われました。
1学年・・ひらがなカルタ作って遊ぼう! (教室)
2学年・・かけ算でビンゴ! (教室)
3学年・・シャボンボーン! (運動場)
4学年・・すごろくフォー! (家庭科室・図工室・図書室)
5学年・・ピンポンキャッチャーでふれあいキャッチ (講堂)
6学年・・弓矢で的あてゲーム (教室)
まず、親子で遊ぶために、1年はカルタ、2年はサイコロとビンゴ用のカード、3年はシャボン玉を作る道具、4年はすごろく、5年はピンポンキャッチャー、6年は弓と矢を親子で作りました。そして、それらを使ってたのしく遊びました。同じ遊びですが、それぞれの学級により少しずつ遊び方の工夫も見られ、親子のふれあいを深めていただくことができたと思います。
ふれあい集会に何かとご尽力いただきましたPTAのみなさまにお礼申し上げます。
[交流給食] ー緊張しながらも楽しく会食ー
15日に、隣接学年による交流給食が行われました。目的は、「異学年で給食を食べることによって交流をふかめ、マナーを守り楽しく食べるようにする。また、普段と違った環境で給食を食べることで、好き嫌いなく食べようとする意欲をもたせる。」です。
4時限目終了のチャイムの後、1年と2年の子どもたち、3年と4年の子どもたち、5年と6年の子どもたちの約半数が、隣接する学年の各教室に移動しました。どの教室も異学年の子どもたちと食べるようグループが決められており、お互いの学年、組が分かるように名前カードが用意されていました。また、給食委員会の子どもたちが作成したポスターも各教室に掲示され、交流給食が、なごやかに行われるよう工夫されていました。
当日の献立は、ビーフカレーライス、カリフラワーのサラダ、りんご、牛乳です。子どもたちの好きな献立であり、また、異学年の子どもたちと一緒に食べたということもあり、どの学年の子どもたちもほとんど残さずに食べることができました。最初は、お互いに緊張していた子どもたちでしたが、食を共にすることにより交流を深めることができたと思います。
[小さいからといって欠点を許すな]
「子どもが伸びる100の言葉」という本の中に、次のようなことが述べられていました。子育てにおいて、大変示唆に富む内容でしたので、紹介します。
「『若い木についたキズは、樹とともに成長していく』といいます。また、イギリスでは、『ゆりかごで学んだことは、墓場まで忘れない』ということわざがあるそうです。」
子どものころのしつけの善し悪しは、その人の生涯に影響を与えるものです。ことに、幼い時にもった欠点は、歳とともに増長していきます。
子どもの時には、一種の可愛さのようにみられていたかもしれない欠点が、一人前の大人としては、許しがたい罪としてみられることが多くあります。
鷹揚に子どもの欠点を見過ごした親は、やがて自らが、そのために泣かなければならない日がきます。小さいことだといって許してはならないことです。」
子育てにあたり、大切はのは何かを見極めていく必要があると痛感しました。
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