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榎並っ子 64号
平成17年11月18日

子どもを守る

 ある教育雑誌を見ていると「子どもを守る地域力」と題し、学校や地域で行われている取り組みが紹介されていました。その中で、「保護者の方へお願い」ということで、次のようなことが述べられていました。子どもたちを危険から守るために、保護者として大変大事なことですので紹介します。

 「        保護者の方へお願い
 親の目の届かない場所には、危険がいっぱい潜んでいます。かわいい子どもたちが被害にあわないよう、下記の事項についてご注意ください。

(1)屋外で幼児などを一人遊びさせないこと。
(2)幼児などの遊び場や友だちなどをよく把握しておくこと。
(3)通学は、グループ単位で集団登下校させるようにすること。
(4)家庭において子どもたちに『5つのやくそく』を繰り返し話すこと。

よその子どもでもお互いに気をつけ合い、地域ぐるみで子どもたちを守りましょう。
 (5つのやくそく)
@ひとりであそびません。
Aしらないひとに、ついていきません。
Bつれていかれそうになったら、おおきなこえをだします。
C『だれ』と『どこ』であそぶ、『いつかえる』をいってから、でかけます。
Dともだちがつれていかれそうになったらすぐに、おとなのひとにしらせます。」

 学校でも「自分の命は自分で守る」ということを子どもたちに常々話をしています。ご家庭におかれましても再度
お子さまの安全を守ることについて考えてみてください。

[レッツゴープラン] -多くのことを学んだ6年生−
 

8日に、6年生が、「大阪らしさ」を生かした教育を推進するための支緩事業として行われているレッツゴープランで、難波宮跡の発掘体験とピース大阪
の見学を実施しました。

 当日、子どもたちは、担任の先生から1日乗車券を配付してもらい、各自それを使って地下鉄の改札口を通るという体験をすることができました。

 現地到着後、遺跡を発掘する組と発掘した土器などを処理する所を見学する組とに分かれ、交互にそれぞれの場所で学習しました。遺跡の発掘では、子ど
もたちは、いろいろな道具をうまく使い、土の中から土器や瓦、陶器などの破片を発掘することができました。また、土器などを処理する所を見学した子ど
もたちは、小さな土器の破片が技術員の方の手により壷の形になっていく様子を興味深く見学していました。



 昼食後、ピース大阪を見学しました。大阪の大空襲や15年戦争などの展示物やアニメ「十六地蔵物語」を見て、戦争の恐ろしさや平和の大切さを学びました。大昔の歴史から現代までの様々な歴史にじかにふれることにより、子どもたちは、多くのことを学ぶことができたと思います。


 [音楽鑑賞会] −見事なマリンバ演奏に感動−

11日に、音楽鑑賞会が、講堂で行われました。当日は、低学年と高学年に分かれて、マリンバ演奏を鑑賞しました。

 プログラムは、
@子どものための組曲「道化師」よりギャロップ
Aペルシャの市場にて
Bマリンバの楽器紹介
C4本バチのマリンバソロ「無伴奏チェロ組曲」より
Dマリンバ体験コーナー
E打楽器の紹介
Fソプラノ独唱「もののけ姫」
G「グァテマラ民謡」
H「アメリカンパトロール」
I振りをつけてみんなで歌おう「ドレミの歌」
J「剣の舞」

などです。



 マリンバ奏者の見事なバチさばきと軽快なリズムの演奏に、子どもたちは感動し、演奏が終わる毎に心からの大きな拍手を送っていました。また、マリンバの楽器紹介、マリンバ体験コーナーなど、子どもたちが、マリンバに興味をもつよう工夫されており、楽しい一時を過ごすことができました。子どもたちにとって、本物にふれるよい機会であり心を豊かにしてくれたことと思います。