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榎並っ子 62号
平成17年11月2日

 本離れについて考え

 10月27日から文化の日をはさみ2週間は、読書週間です。そこで、10月31日の児童朝会の時に、最近「本離れ」といって本を読まない大人や子どもが増えてきているが、本に親しむことは大切であるという話をしました。
 奇しくもある新聞を見ていると、次のような示唆に富んだ記事が載っていましたので紹介します。
 「=前略=▲先日の学校読書調査で、幼い頃に大人から昔話を読み聞かせしてもらう経験が減る傾向にあるという結果が気になった。親と子の間でゆったりとした時間や昔話をめぐって語り合うことが少なくなれば、人の話を聞く力も自分の気持ちをことばにする力も育ちにくくなりはしないか。▲インターネットなどのメディアでことばはあふれかえり、テレビの世界では静寂を避けるかのように冗舌がはびこっている。だが、いろんな学力調査で日本の若者たちの読解力は低下するばかりだ。今夏に成立した文字・活字文化振興法は『言語力』の育成を揚げたが、その課題は大きい。▲そんな中で『朝の10分間読書』運動の広がりはうれしいことだ。『みんなでやる、毎日やる、好きな本でよい、ただ読むだけ』を原則に全国で実施している小・中・高校は2万絞を超え、実施率も5割に達した。(『朝の読書推進協議会』調べ)▲実施校では子どもたちが本を好きになるばかりか、落ち着きも生まれている。始業前に『静寂の時間』が生まれ、教師と子どもたちが沈黙を共有し、それぞれの関心を見つめている。その光景は、深い闇の中で輝きを増す希望の光のようにも見える。=後略=」

 本校でも朝の「みんなでタイム」の時間に読書を行っていますが、その効用についてもう一度考えてみたいと思います。

 [歯みがき指導] 〜歯のみがき方をしっかり学んだ2年生−

10月28日の2・3時限目に、2年の2つのクラスにおいて、歯みがき指導が行われました。
 最初に、歯科衛生士の方より
@第一大臼歯は、永久歯でありむし歯になりやすい
A歯垢は、むし歯菌と食べかす(砂糖)が合わさり歯についたものである
などの話がありました。

次に、前歯1本を歯垢顕示剤で染だしをして、歯を正しくみがけているか調べました。歯垢顕示剤を使うと、しっかりみがけていないところは歯がピンク色に染まるので、子どもたちは、どこがみがけていないかよく分かったようです。歯科衛生士の方より正しい歯のみがき方を教えてもらい、もう一度歯みがきをした結果、どの子もみがき残しがなくきれいにみがけていました。

「はのよごれチェックカード」に書いてある子どもたちの感想文を見ると、歯みがき指導を通し、いろいろなことを学んでくれたことが分かりました。
 今回の学習が、今後の子どもたちの生活の中で生かされ、歯を大切にできる子になってほしいものです。


 [交通安全指導]−交通ルールを守ることの大切さを学ぶ−


10月27日、本校の講堂で、城東警察署の交通課の方に来ていただき交通安全指導が、低学年(1、2、3年生)と高学年(4、5、6年生)に分かれて行われました。

 低学年、高学年ともビデオを鑑賞し、自転車の安全で正しい乗り方を学習しました。その後、城東警察署の方から「みなさんの命を守る大切な話をするので聞いてください。」という話があり、歩く時、自転車に乗っている時、また、歩道と車道が分かれている時、広い道の時、歩道も白線もない道の時など、それぞれの場合についてどのような交通ルールがあるのかについて学ぶことができました。

 最後に「知っているけど守られていない。それが、事故につながる。より安全な道を通ることが大切です。」と、縮めくくられました。交通ルールを守ることの大切さについて、親子で話し合い、ぜひ実行してください。