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榎並っ子 60号 |
60号 平成17年10月20日
親友って、 何?
ある教育新聞に、「親友って、何?−情報化の産物−」と題して、次のような記事が載っていました。情報化が、ますます進む社会における子育てのあり方について、示唆に富んだ内容でしたので紹介します。
「−ある道徳の授業で−『君たち、親友と呼べる友だちがいますか?とても仲良しで、気があって、楽しい時も悲しい時もいつも一緒で、これから先き年をとってもずっと信頼し、助けあえる友だちが』『エーッ!そんなん親友と言うの?』『あれっ?違うの?君の考えている親友って、どんなの』『オレ、サッカーやる親友いてるし、塾で一緒に勉強する親友もおるし、家に帰ったら近
所で遊ぶ親友いてるけど‥・別々やで』
−ある家庭の子ども部屋で一土曜日の午後、お友だちが3人遊びに来たのでお母さんが子ども部屋に、『ハーイ、おやつですよ、どうぞめしあがれ』と持っていって驚いた。娘はマンガを読み、1人はパソコンでゲームをし、1人はテレビを見ている。みんな1人で別々のことをしているではないか。『あんたたち、一緒に遊べば?』と言うと、娘はマンガの本から顔をあげて、『一緒に
遊んでるやん?』と言う。
−ある大学で一大学生と話をしていても、『ちょっと風邪をひいてても“病院行きや、あした一緒に病院ついていったろか”と言われたら、“うるさい”と思う』『関係ないやろ!』と、立ち入って欲しくないことに話がおよぶと遮断してしまう。この友だちとは、卒論のゼミが同じという点で仲良くしているけれど、それ以上はお互いに踏み込まない。自分の全人格をさらけだして、何もかも理解しあいたいというつきあい方をする学生が少なくなってきているように感じる。自分にとって必要な特定の分野だけのおつきあいが気が楽でいいらしい。何もかも一緒というような、濃い人間関係は疲れるという。〓中略〓人間関係が、全人格的な濃いつきあい方から部分的なつきあいに変わってきている。 必要な情報だけがすぐに手に入る時代の親友も変わった。」
知りたい情報がすぐに手に入る昨今、人と人とのコミュニケーションが希薄になり、子どもの成長過程で、いろいろな弊害が出てきています。情報化社会における子育てについて、大人(親)として再考する必要性を痛感しました。
[はみがき ソング] ー榎並の子どもたちが作詩しました−
健康委員会の子どもたちが、委員会活動の一環として、「はみがきソング」を作り給食時間に全校放送しています。おもちやのチャチャチャのリズムにのって歌われる「はみがきソング」は軽快なリズムで、思わず歯を磨きたくなります。健康委員会の子どもたちが、全校の子どもたちから歌詞を募集し、何回も話しあって作られた「はみがきソング」は、子どもたちにとっても親しみや
すい歌になりました。
「はみがきソング」にあわせ、子どもたちが、しっかり歯を磨きむし歯のない丈夫な歯を保ってほしいものです。
♪♪ はみがきソング ♪♪
はみがきシュシュシュ きれいにシュシュシュ シュシュシュはみがき
シュシュシュ (※くりかえし)
●あさ ひる よるの はみがきは
きちんとしないと ばいきんが
むしばのとびらを ひらきます
みんなで はみがき シュシュシュ
※くりかえし
●まえば おくばも はのうらも
みんなしっかりみがきましょう
みがいたあとは かがみでね
きれいになったかたしかめよう
※くりかえし
●まいにちたのしいはみがきだ
ピカピカキュキュキュきもちいい
みんながわらう はもわらう
これでばいきん バイバイパイ
※くりかえし2回
〔ご家庭でもお子さまと一緒に歌い、歯磨きを励行されてはいかがですか〕
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