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榎並っ子 56号
平成17年9月21日

生き方を学んだ人権教育講演会

 9月17日(土)に、恒例の榎並連合町会主催による人権教育講演会が、榎並小学杖の講堂で行われました。講師は、「自分の身体は自分で守る。」を掛け声に「わらじ医者」として50年以上地域医療を展開してこられた外科のお医者さまです。「いきいき生きる」という演題で、1時間30分程ご講演をいただきました。当日は、老若男女合わせて250名以上の参加がありましたが、講堂では、笑い声の絶える時がありませんでした。
短い時間ではありましたが、講師の方のユーモアあふれる話ぶりに、参加されたみなさまは、楽しみながら多くの大切なことを学ばれたことと思います。
 講演の中で、示唆に富んだことばを述べておられたので紹介します。

  1. 隣の人の病気は自分の病気、隣に悩んでいる人がいると自分の悩みと考える人になってほしい。
  2. 医者は、人の痛みが分かる人になってほしい。
  3. お互いに笑い合える間柄を大切にする。笑い合えるのは、人間だけです。
  4. 家族全員が、楽しく会話をしながら食事をすることが大切です。
  5. 「ありがとう」「いただきます」という感謝の気持ちをもって食事をすることの大切さを子どもたちに教えてほしい。
  6. 学校だけでは、子どもの教育はできません。親、祖父母が協力することが大切です。

 軽快な音頭の曲に合わせて、講師の方が会場に出てこられました。そして、「川の流れのように」の曲に合わせて講師の方の指揮の下、参加者の大合唱があり講演が終わりました。心憎いばかりに演出された講演会で、1時間30分があっという間に過ぎました。
 子どもたちに「心の教育」が求められている昨今、普段のなにげない思いやりを大人が示していくことの大切さを痛感させられた一時でした。




[榎並の子どもたちの夏休み]

 榎並っ子第55号に続き、榎並の子どもたちの夏休みについて紹介します。

 <ふれあい校庭キャンプ>

 7月30日と31日、榎並小学校の校庭で、恒例のふれあい校庭キャンプが行われました。今回で46回目と歴史のある榎並地域の夏の行事です。参加した1年から6年の子どもたちは、プール水泳、キャンプファイヤー、テントでの宿泊など、楽しい夏の思い出をたくさん作ることができました。
 新聞委員会が発行する壁新聞に、次のようなふれあい校庭キャンプの記事が載っていましたので紹介します。
 「7月30日と31日に、学校で校庭キャンプがありました。4年の時は行けなかったのではじめてでした。その日の夜は、キャンプファイヤーがありました。その時、お母さんが見に来ていました。最後の花火がとてもきれいでした。」
 地域、PTAのみなさまが、子どもたちのために一生懸命お世話してくださる姿が印象的でした。
 
<伊賀子どもキャンプ>

 8月13日と14日に4、5、6年の子どもたちが、伊賀青少年野外活動センターでキャンプを行いました。毎年、榎並小学校のPTAが主催して行っている行事で、青少年指導員の方にも協力していただいています。子どもたちは、PTAや地域の方々のお世話で、楽しい2日間を過ごすことができました。
1日目は、伊賀忍者屋敷、伊賀城を見学、現地に到着後入所式を行い、続いて夕食のカレーライスを作りました。みんなで協力して一生懸命作ったカレーライスはとてもおいしく、子どもたちは、何回もおかわりをしていました。その後、子どもたちは、キャンプファイヤーでいろいろなゲームをして、楽しい一時を過ごしました。
 2日目は、午前中、班別にポイントコレクテイングや焼き板に伊賀子どもキャンプでの思い出を刻みました。昼食、退所式の後、楽しかった思い出を胸に子どもたちは、帰路につきました。
 2日間、大自然の中で、異学年の子どもたちとの交流を深めるとともに、地域の方々とのふれあいを深めることができました。